カサンドラはもうすぐ死にたい

離婚、そして適応障害、うつ病に。不幸な出来事を浄化するべくブログに綴ります。たいした記事ではありません。

死に近づく友人

実家に戻っていた頃

 

うつ病治療中だったが

資格をとるために

あるスクールに通っていた

 

そこで知り合った人と

色々と話すようになり

LINEを交換して

スクールが終わってからも

たびたびお茶をするようになった

 

彼女はガンサバイバー

治療の影響で髪が短く

帽子をかぶっている

 

学校の授業中、老後をどう生きるかの

テーマについて講師が「何歳まで生きたいか」

という質問をした時、彼女は

「オリンピックまでは生きたい」と答えた

 

 

そんな彼女が

スクールが終わる少し前

「ガンが再発した」と言った

 

 

離島に越して来る前に

ちょくちょくスタバのソファ席で

時間も忘れて話した

 

色んな抗がん剤を投与したけど

数値があがらず成果が出ないことを

たんたんと、人ごとのように話していた

 

最後の抗がん剤投与の後、

医者に「もうすることはない」と

言われた、と。

 

「まだ全然、元気だよ

食欲あるし、ビールも飲んでるし

どこも痛くないしね、実感ないよ」と

平気そうに振る舞う。

 

 

そんな彼女に私はいつも

弱音をはくようなLINEを送ってしまっている

そして励まされている

 

 

だけど、今日きたLINEでは

「肝臓のあたりが痛い、腫れていると

言われた。肝臓にも転移してるしね」

とあった

 

私は離島においで、と誘ったが

僻地の離島に来るには

フェリーに13時間以上乗っても大丈夫な体力がいる

 

夏に実家に帰るからその時会おう、と

送った

 

元気で会えるだろうか

 

寿命をあげることができるなら

全部あげたい

 

弱っていったりするのをみるのは

耐えられない

 

 

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