カサンドラは健忘症

離婚、そしてうつ病に。離島で働いていたが戻ってきて、元夫と奇妙な同居生活

積極的に接客をしないワインバー

今日、まえから気になっていた

立ち飲みワインバーに行った

 

いつも車で通る道で

看板を見ては

いつかフラリと訪ねて

ワインを一杯のんでみたいなと

思っていたのだ

 

そして、勇気を出して扉を開け

店内に入ったら

私しか客がいなかった

 

狭い店内にワインがズラリと並んでいて

お洒落なワイン樽がテーブルになっていた

 

「渋い赤を飲みたいんですが」と

マスターに言ったら

「僕、ワインよく知らないんで、

ここから選んでくれる?」と

指をさしたところには、数本ボトルが並んでいた

 

店内に所狭しと並んでいるワインの数々

元シェフで、ソムリエもしていたマスターが

ワインに詳しくない訳はないのに…?

 

裏ラベルをみて

カベルネソーヴィニヨンのフルボディを頼んだ

おつまみには、チーズの盛り合わせと

夏野菜のマリネ

 

どれも美味しかった

 

しばらく一人の世界に入り

ちびちび飲んでいて、

ふと、どちらからともなく話しはじめた

 

「僕はとくにワインにこだわりがなくて

ワインもよく知らないんですよ、

接客も苦手だし、人間関係つくりたくないんで」

 

なんだか私と似てる

 

商売っけが全然なく

不定期に開けていて

客がきても話さず

本を読んでいるのだそう

 

いいな、私もそういうバーを

開いてみたい

 

客に媚びず、接客もせず

女性がふらっと一人で入れて

立ち飲みだから、

気安く出入りできる店

 

何回かこのワインバーに通って

ノウハウを盗もうかな

 

普段は一杯でやめるところだけど

すすめられたスパークリングワインの赤を

追加注文した

 

美味しかった

店内が禁煙なのもイイ

 

飲みおえたら、

「また来ますね」と言って

ささっと店を出た

 

また行ってみよう