カサンドラはもうすぐ死にたい

離婚、そして適応障害、うつ病に。不幸な出来事を浄化するべくブログに綴ります。たいした記事ではありません。

看取りの時

事業所に

片麻痺高齢者がいて

先日、自分の夜勤中に

意識が低くなってドクターヘリに

運ばれた

 

高齢だから手術もできなくて

これ以上の処置はできないとして

 

10日ほどで退院して

島に戻って来たが

寝たきりの状態になっていた

 

以前のように

車椅子でトイレに行けないので

おしもの世話から

食事の介助、服薬の介助が必要になった

 

しかし水分はほとんど飲まない

食事も薬も拒否

発する言葉は「痛い!痛い!」のみ

 

糖尿や腎臓病もあるので

疼痛が以前からあったが

今は、せん妄状態になっていて

本当に痛いのか

幻覚なのかわからない

 

誰の夜勤の時に

容態が悪化するのか

もはやロシアンルーレット状態だ

 

家族は生きていて欲しいと思うかもしれないが

私がそのような状態になったら

いや、なる前から

安楽死を希望すると思う

 

高齢になった時の気持ちは

わからないが

生きていく意欲もほとんど見られないのに

延命は酷なのではないか

 

薬を拒否する姿や

水を吐き出してまで

飲むまいとするのを見ていると

 

自分がひどいことをしているんじゃないかと

思えてくる

もし安楽死の薬を持っていたら

その口に入れてしまうだろう

 

このような考えの私は

この仕事に向いていないのだろうか

 

まだ自分の中に

答えがでてきてはいない