先日借りてきた本を読みおえた
平成13年に出版された当初の著者は73歳の医師だから
存命であれば90才…
著者によると
医師の中にも、無駄な延命や
長生きを疑問視してる人が少なくないという
そして、秘密裏に家族の気持ちをくみとって
消極的な安楽死(延命の中止)をしたりすることもあるという
しかし、それは通常ではやはり難しく
日頃から「意思の疎通ができなくなった場合(脳梗塞や意識不明)には
絶対に延命はするな」と周りや主治医に言っておき
なおかつ、一筆かいておくようにと。
それでも医者というのは、延命が仕事だから
今の日本では難しい
家族が「治療してください」といえば、ずっと延命してしまう
だから、ガンになって治療せず衰弱していくのが
理想的な逝き方のようだとすすめている
この著者によると、手術でガンが治ることはなく
治るガンは、もともと切らなくても自然治癒していたものであり
切っても治らないガンは、切ることによって体力を奪い
よけい苦しくさせるものだ、そうだ。
そして、スポーツドリンクをのみ、
よけいな治療をせず餓死にいたるのが苦しくなく
むしろ安らかな逝き方だという
目次はこんな感じ
まとめると
「老い」にあらがわず
ガンは治療せず、周りに「延命拒否」といっておき
それでも難しいなら
スポーツドリンクで餓死か、ハルシオン飲んで練炭・・
ということだろうか
私の期待した
楽に逝ける薬の作り方は載ってなかった