カサンドラはもうすぐ死にたい

離婚、そして適応障害、うつ病に。不幸な出来事を浄化するべくブログに綴ります。たいした記事ではありません。

「野良犬の値段」を読んで

やっと読めました

 

2月に予約して

数人待ちだったけど

ようやく先日連絡があり、

(4ヶ月待った!)

図書館から借りてきて

5日くらいで読み終わりました

 

読み応えありました

 

登場人物が多すぎて

後半、とまどいましたが

 

読みやすい文章と

興味をそそる展開で

楽しめました

 

最初、犯人と犯行目的を

想像しながら読みましたが

推理小説ではないので

途中で犯人がわかります

 

タイトルからし

内容はなんとなく想像がつくかと

思いますが

ホームレスを誘拐して

身代金を複数の企業に要求するというもの

 

 

クラウドファンディングでもして

国民に値段をつけさせるのかな?と

思ってましたが

違いましたね

 

面白かったけど、これは

映画化はされないでしょうね

真似されたら困りますもんね

 

登場人物の誰も

人質の命より、世間の体裁や

自分の昇進のことが大事で

人間とはそんなものだとわかってるけど

 

復讐と偽善があいまって

それでも、さらりと読めました

 

 

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