女子高生が校舎から転落したと
ニュースで言っていた
それを見ていた周りの人が
うわぁ…かわいそうにと嘆いた
「どうしてかしらね
死ぬくらいなら、何でもできるでしょうに…」
と60代のおばさんが言った
どんなに歳を重ねて
いろんな経験をつんでも
死にたいと首にロープを巻いたことのない人には
死にたい気持ちが想像もつかないのだなと
思った
自殺撲滅運動をしているNPOなどがあるけど
本当は死にたくないけど死ぬしかない
という状況の人は救えることはあるかもしれない
でも、本当に死にたい人は死にたいんだよ
絶望したり病気になってまで
生きれるほど強くないんだよ
死ぬ機会を一時延期させても
苦しみが長引くだけ
「死ぬな」という言葉は無責任だ
今は私は、希死念慮はいったん
おさまってきているけど
これから筋肉が衰えて来て
老いや病気に苦しんだとき
死なないでいられるかは自信がない