懐かしいアニメをAmazonプライムで見た
1980年公開の「地球(テラ)へ」
作・竹宮惠子
未来のストーリーで
人間のせいで汚染された地球を離れ
完全にコンピューターで整備された
社会を別の惑星に作って
人類を存続させていた
人間を機械によって生まれさせ
血縁関係のない里親に14歳まで育てさせる
そして記憶を消去され
完全な理想的な人間に教育されるのだ
反社会的な思想をもった者(ミュウ)は
検査され殺される
整備された人間と、異端児(ミュウ)との
戦いを繰り返し
いつか環境が戻った地球へ
どちらが帰るのか…という
よくできたSFだ。
声優陣もすごい
その他エンドロールには有名な
声優さんばかりだった
出生を管理された未来の話は
よくあるが
「死」を管理された話は
あまりないなぁと思う
この「地球へ」も若い人や子供
中年の人々は出てきたが
年寄りはいなかった
戦って死ぬ人はいたけど
老いて死ぬ人の部分が
出てこなかった
あと何十年か未来では
「え?昔は死ぬ時を
自分で選べなかったの?
なんて残酷な…」
という意識になっていると思う