カサンドラはもうすぐ死にたい

離婚、そして適応障害、うつ病に。不幸な出来事を浄化するべくブログに綴ります。たいした記事ではありません。

「安楽死で死なせて下さい」を読んだ

 

言わずと知れた

話題作の「安楽死で死なせて下さい」

 

いつか読んでみたいと思いつつ

買ってまでは…と思っていたら

図書館にあったのですぐ借りて

読みました

 

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もうぜんぶ共感しかなかった

言いたいことは

全部言ってくれてたので

私は何も付け足すことはありません


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安楽死制度は

自殺防止も兼ねた制度になるのでは、

という想いも

私と同じでした

 

一時の気の迷いで

自殺を希望する人が

「あなたは生きてていいよ」と

保護される

または治療によって

生きる方法を得る

 

そんな効果もあるでしょう

 

こういう法案を望むと

絶対に反対派がでてくるのは

何故なのだろう

 

選択的夫婦別姓もしかり

 

自分がその制度を利用しなければ

いいだけなのに

他人がその制度を利用する事までを

止めようとする

 

一体なぜ?

 

そういう人は

自分と他人が地続きであって

つながっているという認識なのだろうか

 

自分で何かを選択してきたという

経験がなく

人のいうことばかりきいて

人に決めてもらって

何をするにも他力本願だったのでは

なかろうか

 

だから

「何かを選択できる」

ということに不安を感じるのだろう

 

自主的に動いたことがないのだろう

 

 

著者の橋田壽賀子さんは

安楽死の権利を主張するも

弁護士や医者にその判断をしてもらう事で

むやみに死のうとする、

あるいは

他人から安楽死を強要されることを

防げるはず

と仰ってた

 

そこが、少し

私とは意見が違うところであって

 

私は

命は親からもらったにせよ

人生は個人のものだから

死に方はその本人一人が

決定していいと思っている

 

人から「あなたは生きるべき」と

言われても

いやいや

あなたが代わってくれるわけでもなし

 

肉体的な苦しみだけでなく

精神的な苦しみも鑑みて

「死にたい」「終わらせたい」は

個人の自由であるべきだ

と思う

 

そして

安楽死制度を条例で認める県が

あってもいいと思う

 

希望者はその県に引っ越しして

制度の利用料を支払って

理由など聞かれなくて

ただ事務的に手続きをすませ

サクっと逝く

 

なんという

ユートピアだろう

ガンダーラ

 

♪そこに行けばどんな夢も

叶うと言うよ

 

 

以上、個人の感想でした